スタジオジブリの大人気作品の「耳をすませば」の実写映画の製作が2020年に発表されてから2年が経ち、ついに公開日が決定しました。
新型コロナウイルスの流行でロケが延期となっていましたが、ようやく公開となり本当によかったですね。
スタジオジブリのアニメ版「耳をすませば」は、主要キャストの天沢聖司の声を高橋一生さんが務めたことが有名ですよね。
実写版では高橋一生さんは関係しているのでしょうか?
また「耳をすませば」で象徴的なキャラクターの猫の「バロン」はどのように登場するのでしょうか。
映画公開日はいつなのでしょうか。
併せてご紹介します。
「耳をすませば」の実写版の公開日はいつ?
公開が延期になっていた「耳をすませば」実写版の映画は、2022年10月14日(金)に公開されることが決まりました。
当初は2020年の2月に撮影開始、3月にクランクアップ、9月18日の公開を予定していたそうなのですが、ちょうど撮影開始の時期に新型コロナウイルスが世界的に流行してしまったためスケジュールが延期になっていました。
平素より大変お世話になり、誠にありがとうございます。
このたび、令和2年9月18日(金)に予定しておりました、
映画『耳をすませば』の公開を延期することと致しましたので、ご報告申し上げます。映画『耳をすませば』は、海外での撮影を予定しておりましたが、
新型コロナウィルスの感染拡大により海外への渡航及び撮影が一旦中止になったため、その影響で公開時期に関しても延期することと決定致しました。なお、今後の公開日に関しては、決定し次第、お知らせ致します。 何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
このように2020年4月21日にはソニーピクチャーズから公開延期の決定がされていましたよ。
日本だけでなく海外でもロケをする必要があっただろうから余計に無理ですよね
そんな中ようやく公開日も決定し、本予告の映像も届きましたよ。
スタジオジブリの「耳をすませば」は主人公の2人が中学3年生の物語でしたが、実写版はそこから10年後のオリジナルストーリーが作られています。
「耳をすませば」の実写版にバロンは出演する?
スタジオジブリの「耳をすませば」では、主人公の月島雫が電車の中で会った猫を追いかけているうちに古道具屋の「地球屋」に辿り着きますが、そこで見つけた猫の人形の「バロン」が物語の重要なキャラクターですよね。
アニメでの「バロン」はどのように実写化されたのでしょうか。
「バロン」は人形作家によってリアルに実写化
猫の「バロン」は人形作家の奥田拓郎さんによってものすごくリアルに実写化されました。
゜♬.━━
映画『#耳をすませば』を巡る
バロンのお出かけ日記🐱📕
━━.♪゜#バロン が本作のロケ地を巡ったり、
キャストに会いに行ったり…?
皆さんに素敵な情報をお届けします❕〖#バロンのお出かけ日記〗をお楽しみに🐾#耳すま#雫と聖司の10年 pic.twitter.com/YXKVOcS0O9
— 映画『耳をすませば』公式 (@mimisuma_movie) August 8, 2022
制作にあたっての動画が公開されていましたよ。
動画ではバロンについてこのようにお話されています。
- 実写映画化大丈夫かな、と思いますよね。とてつもないプレッシャーを感じていました
- バロンの瞳はできるだけCGを使わないで撮りたい、と依頼されて何度も試作を重ねた
- バロンの瞳に注目して観て欲しい
バロンと言えばあの緑のような瞳が印象的ですよね
バロンを作った奥田拓郎さんはこのような方ですよ。
奥田拓郎さんはこんな人
- エルフ・魔女・幻獣・天使など、幻想世界を表現するため人形やオブジェを制作
-
YouTube Channel「Art doll studio - Takuro Okuda」を運営
「耳をすませば」の実写版に高橋一生は出演する?
実写版「耳をすませば」のキャスト一覧には高橋一生さんのお名前はありませんでした。
スタジオジブリの「耳をすませば」では天沢聖司の声は俳優の高橋一生さんが務めていたことはジブリファンでなくても知っている方も多いですよね。
当時の高橋一生さんはまだ声変わりも完了しておらず、役の天沢聖司と同じ14歳でしたが、声優さんが担当しているのかと思う程良い役になっています。
撮影が終わってすぐに高橋一生さんは声変わりしたんだそうですよ。奇跡的ですよね
今回の実写版「耳をすませば」はアニメ版から10年後、という設定ですので天沢聖司は24歳です。
高橋一生さんは1980年生まれで、お誕生日が来たら2022年で42歳になるので、今回の役からは少し年齢が外れてしまったのかもしれませんね。
高橋一生さんを起用して欲しかった!
20年後の設定にして高橋一生さんがよかった!
という声はとても多く、キャストが発表された時にはTwitterのトレンドに「高橋一生」が入ったほどでした。
しかし、現実的に34歳となると仕事もある程度落ち着いたり、家庭を持っている割合があがったりと、あまりストーリー的に良い感じではないのかも、という感じもします。
高橋一生さんは2017年のドラマ「カルテット」でヴィオラを演奏する役を演じたこともあり、その姿からヴァイオリンを弾く天沢聖司を連想するファンも多かったようです。
ヴィオラはヴァイオリンの一回り大きい楽器で見た目がとても似ていますからね
スタジオジブリのアニメ版と今回の実写版は別物と考えた方が良さそうですね。
実写版の天沢聖司は松坂桃李さん
実写版「耳をすませば」の天沢聖司役は松坂桃李さんが務めることになりました。
細身の感じなど外見のイメージはそう遠くない感じがしますね。
公式サイトに松坂桃李さんからのコメントも出ていましたよ。
松坂桃李(天沢聖司 役)
「耳をすませば」はアニメーション映画で何度も見た作品です。
学生生活の日常にある歯痒さや微妙な距離感で感じる甘酸っぱさ。
あの頃にしか感じられないものが詰まっていて素敵だなと思っていました。
あの物語の“その後”を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕もそうでした。
月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います。
平川監督とは初主演の作品「ツナグ」でガチガチに緊張していた僕にムチを打ちながら支えてくださった方。
監督のお陰で走りきることができました。
その平川監督ともう一度組む事ができる喜びと緊張感を噛み締めながら、撮影に臨みたいと思います。引用:耳を澄ませば 公式サイト
月島雫は清野菜名さんが演じますよ。
そして余談ですが、実写化にあたり天沢聖司がヴァイオリンではなくチェロを演奏している、という点が気になりますね。
アニメの天沢聖司は工房でヴァイオリン造りながら弾いていて、ヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したはず。
ここはかなり物語の大事な部分だと思うのですが、実写版では松坂桃李さんは「俺、チェロ奏者になるのが夢なんだ」と言っています。
本予告の動画の最初がこのセリフなので、そこで驚く方も多いのではないでしょうか。
中学生の時のセリフだと思うので、途中で楽器が変わったわけでもなさそうですね
本当にアニメとは別作品を思って観た方が良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
実写版「耳をすませば」についてもう1度内容を整理しましょう。
- 「耳をすませば」実写版、2022年10月14日(金)が公開日
- 猫の「バロン」は人形作家の奥田拓郎さんによってものすごくリアルに実写化
- 実写版「耳をすませば」のキャスト一覧には高橋一生さんの名前はない
- 実写版「耳をすませば」の天沢聖司役は松坂桃李さん
以上です。
これから映画公開にあたり、キャストのインタビューなどが増えて来ると思いますので、また情報が出ましたらお伝えします。
実写版「耳をすませば」の前売り券についてはこちらの記事をご覧ください。
読んで下さってありがとうございました。